教会の彼方 -月を綺麗に撮る方法-

教会かは定かではありませんが、教会っぽい建物と一緒に月を写しました。

フルサイズ75mmで撮る月のサイズ感なんてこんなものです。
望遠レンズが手元にあればよかったのですが……

場所は品川。

写真では暗く見えますが、夕方でまだ十分明るい時間帯に、露出を落として撮影しました。

月を綺麗に撮るには…?

身近な天体「月」ですが、写真に写そうとすると苦戦する人も多い被写体です。
なぜなら露出が飛ぶから。

カメラの露出設定があてにならないので、「マニュアル」モードで撮影する必要があります。

月を撮り慣れていると、なんとなくで露出が分かります。

F値

月は明るいので、絞ります。
こういった、背景をボカさない被写体は「絞る」事で写りが良くなる事が多いです。

F8くらいまで絞ると良いでしょう。

ISO値

感度は、ISO100にしましょう。
月はかなり明るいので、感度を上げる必要はありません。

シャッター速度

1/250くらいにしてみましょう。
明るすぎる場合はシャッター速度を早く。
暗すぎる場合はシャッター速度を遅くして対応しましょう。

おそらく無いとは思いますが、どうしても手ブレする場合はISOを一段上げるか絞りを開いて、シャッター速度を上げて調整してみてください。

レンズ

なんでもいいですが、望遠レンズがあれば捗ります。

カメラ

月などはAPSCで画素数が多いカメラがあれば、そちらで撮ったほうが綺麗に取れると思います。

具体的には、フルサイズ2400万画素よりもAPSC2400万画素の方が月の情報密度は多いです。

APSCのカメラPENTAX K-3と300mmの望遠レンズで撮った月です。

まとめ

月くらい明るいと、オートフォーカスも効きます。
もし効かなければ、ライブビュー使ってマニュアルフォーカスか、無限遠で絞って撮れば大丈夫。

みなさんも是非撮ってみてください。