2019年、久しぶりに冬コミで撮影してきました。
防災公園を闊歩していて一際目を引いたのは、謎多きVTuber、鳩羽つぐのコスプレでした。
意味深な動画が幾度も投稿されていて、様々な説が想像力を掻き立てられる、新しいスタイルのVTuber。
その人気は凄まじく、鳩羽つぐオンリーの同人誌即売会が今まで2回も開催されている程。
今回のひすみさんのコスプレのクオリティは、その小柄さも相まってまさに鳩羽つぐ実写といった様相を呈してるハイクオリティぶりでした。
撮影機材
SONY α7ii
2年ぶりの投稿ですが、進化したのはカメラのみ。
手ブレ補正がつきましたが、明るい屋外での撮影なので特に恩恵はありません…
顔認識が上手く動けば、顔にピントも露出も合わせてくれます。
FE 85mm F1.8 SEL85F18
SONYの85mm単焦点。
外で撮るには最適なレンズです。
狭い場所では取り回しに苦労します。
ニッシンデジタル Air1+Di700A
ディフューザーを差し込みすぎると、首の角度センサーに当って、HSSが解除されるαシリーズの謎仕様を抱えて撮影しています。
ディフューザー
小さいディフューザーです。
専用品Di700aには専用のディフューザーが無いので、汎用品で安価なこちらを使いました。
SONY 縦位置グリップ VG-C2EM
縦位置撮りが多いコスプレ撮影やポートレート撮影だと、こいつを付けると撮りやすさが段違い。
α7シリーズはすぐバッテリーが無くなるので、イベント時は付けっぱなし。
写真
ひすみさん
鳩羽つぐ感が強い。
表情もそれっぽいですね…
背景を整理する時によくやる手法ですが、上から見下ろすように撮ると背景が地面になるのでボケとうるさくない背景が両立します。
特にコミケは参加者が多いため、おっさん等が映り込む率が高いです。
もし映り込みが気になる方は、上から見下ろす構図は一考の余地ありです。
最後に
今回は好きなキャラだった事もあって、かなり丁寧に撮影させて頂きました。
好きなキャラを楽しく撮る事ができれば、きっとそれは良い写真になるはず…
鳩羽つぐは、線が細く儚いキャラクターなので、それをどう現像するかは悩みどころでした。
最終的には、
シャープネスを強めに掛ける事で先の細さを。
(逆に明瞭度を下げると、肌等は綺麗に見えますが輪郭がぼやけていきます)
寒色寄りに現像する事で、儚い感じを。
(逆に暖色寄りにすると、キャラクターの主張が強くなりがちです)
個人的には結構やりがちなのですが、黒レベルを下げる事によって重厚感や強さを出す事があります。
今回、キャラクターに合わせてそれを抑えめに現像しました。
※黒服の皺が見えるか見えないかギリギリくらいまで攻める事が多いのですが、今回はやりすぎないように注意。
もう少し時間をかけてゆっくり現像すれば、またクオリティが変わってくるかもしれませんが、中々忙しいため、このレベルで許してください…。
※いくら忙しいとは言え、肌やキャッチライト、スポット修復ツール等での最低限の現像は義務です。
それでは!